いつも通り

負けるものか

妻が昨年の8月に亡くなって、その秋に子供がゲーム依存になる。現在も継続中。ようやっと9時以降はやめるようになったが。ゲームにさらされる時間が長ければ長いほど

普通の生活のリズムが崩れていく。

 

現代のゲーム依存をはじめとした依存症の治療は、対象に全く触れさせない方向から、一定の量の中で、それがコントロールできる範囲の中で触れてもいいというように変わってきているのだそう。ベースとなるのはハームリダクションという考え方だそうだ。

 

子供が通っていたクリニックでは、入院して生活のリズムはその時は身についたが、病院の中でゲームをしながらコントロールするすべは身につけさせてはくれなかった。で、その部分は家庭にお任せ。再びゲーム環境にさらされればもとに戻ってしまう。

 ゲーム依存の治療としてコントロール性を身につけるというなら、病院の中で身につけさせてから退院させるべきだったと思う。その病院は新しいもので、先生も県内の大学病院でもゲーム依存の専門として治療にあたっている方だそうだ。ということは結局、コントロール性を身につけるプログラム(治療法)は現在の日本にはまだないのだ。

 ゲーム以外の選択肢を増やして、興味を移すとよいと言われるが、その部分を病院では提供すべきと考える。他の施設との連携でもいいと思うが、実際のところはどうなんだろうか。時間があれば調べてみたい。

 というより、子供にもっといっぱいいろんな楽しい経験をさせてやりたいだけなんだけどな。